今日は自分の仕事に対する思いを。
工務店、ハウスメーカーにも色んな趣向があります。
外壁はこれが良いよーとか、内装はこれ〜とかとか…。
正直に言いますと、私は見える部分は何でも良いんです。
肝心要な所をキチンとやれるなら。
耐震等級は?
耐積雪等級は?
耐風等級は?
火災に強いの?
温熱環境は?
快適に暮らせるの?
腐らないの?
シロアリ対策は?
上げるとキリがありません。
はっきりしている事は、見えなくなる場所こそ私にとって最重要ポイントという事。
最近はボスも私の考えている事を良く理解してくれ会社全体の底上げに協力してくれます。
一連の流れで
通気量の落ちない通気層(外壁が貼りやすい下地とはイコールではない)
気密の取れるレベルの防水層
欠損の無い断熱施工
針の穴も無い防湿層
適切な換気量
これを重要視しています。
全部がある一定のレベルになると室内の温熱環境の一定化、壁内結露が極微となり不朽菌の発生は皆無、シロアリの食害も減少(他の防御策もとりますが)火災にも強くなります。
これらの事を考えるのは本来設計士の仕事でしょう。
そこまで考える設計士自体が極少数。
現場の納まりは理解してませんが。
現場の大多数の大工はそこまでは考えないでしょう。
理論だけでもダメ。
技術だけでもダメ。
1番手っ取り早いのは技術を持った大工が理論を学ぶ事だと思います。
無論各仕上げ工事も重要なんですが…。
と、まぁ私の住宅に対するアプローチの仕方でした。m(_ _)m