Ask518のブログ

田舎大工の現場での思い付きや日常

研ぎ研ぎ



最近サボり気味でした…
って刃物の出番も無かったんですが(笑)
先の現場で重症を負った(大きく欠けた)普段使いの鑿と鉋の修正を。

先ず荒でとにかく欠けを取る…
ここが一番時間がかかりました(^^;;
こんな時に利兼謹製刃物研磨機があれば(笑)

それから先日かたさん様のブログでコメントしたシャプトンの空母を用意。
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電着ダイヤですが、電着面は非常に強固です。
これほど強固な電着は他に知りませんってくらい。
黒いゴムカバーはそのまま研ぎ台に。

砥石修正面
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刃物修正面
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台は鋳物だったかな?
とっても重いです。
この砥石の最大のメリットは面の精度が素晴らしいという事。
確か10ミクロン以下の平面精度だったと思います。

#1000番より細かい砥石であれば修正可能で、これで修正した砥石は確認不要で面が揃います。

ダイヤ自体も細かく裏押しもできます。
1000で容易に取れるくらい。
欠けを取った刃物を刃物修正面で研ぎ、均等に研ぎ傷がついたら準備完了。

後は砥石修正面で修正した砥石で順番に研げばOKです。
砥石刃物共に面が揃っているので吸い付くような感じがします。
一つの番手は30秒ほどですかね。

これを買ってから砥石の平面管理がとにかく楽になりました。
3面擦りもやらなくなりました。

ダイヤが無くなって来たらメーカーに再電着を依頼できます。
ちょうど再電着の時期が来たような感じがしています。
買ってから3年位になるかな?
毎日は研がない面倒くさがりなのですが…
頻繁に研ぐ人でも2年は楽に保つと思います。



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やっぱり手首が痛いな…
m(_ _)m