って言ってもブログ記事じゃありません(笑)
一部ですが〜
あまりに多い図面…
色々都合があるので裏から(笑)
品番、オプション、タイプ分けなどなど…
蛍光ペンで色分けしたりして一目で必要な図面を開けるようにしてます。
…もう寝よ…(-_-)zzz
m(_ _)m
昨晩の事です。
一年程前にビフォーアフター並みのフルリフォームされたお宅から出火。
怪我人とかは出なかったようです。
この現場
一緒に仕事したことがある大工さんの施工。
元請けの指示通りにやったようですが…
煙道火災が起きたようです。
以前ちらっと言及しました…
薪ストーブの設置において、煙道火災が自分が考える中では1番恐い。
手入れの行き届いた煙突では絶対に起きません。
詳しく知りたい人は「煙道火災」で検索をm(_ _)m
このお宅では価格を下げるためにシングル煙突を使ったそうです。
しかも90度エルボ壁出しで…
シングル煙突は比較的価格が安いのですが、煙突内外の温度差による結露も伴い煤やタールが付着しやすくなります。
煙突壁出しは、想像してもらえばわかると思いますが煙突が横になる部分が煙の抜けを悪くします。
リフォームなどでは施工のし易さから良く採用されるようです…が!
火災の原因となっては元も子もありません。
この様な仕様の煙突を設置した場合は頻繁に掃除をしなければなりませんし、薪ストーブ及び煙突廻りの防火に対する仕様をより厳重にしなければならなくなると思います。
そこまでやる業者はいないでしょうが…
つまり…
価格を下げようとして、安易な方法を選択してもその分ワンランク上の防火仕様にしなければならない…となると実際には安くはならないということです。
薪ストーブは2次燃焼が付いて入れば価格の安いものでも良いでしょう。
寿命は短いかも知れませんが、使い倒して一生モノに買い替えもできますし。
ただ…
煙突工事にだけはお金を掛けて下さい。
正しい知識と技術を持った業者を探し出して下さい。
世の中には薪ストーブ業者は意外と多いですが…
正しい知識と技術を持った業者はとても少ないです。
100社いたら2〜3社くらいの割合かも…
ほとんどが売りっぱなしかボッタクリに近い(注・完全に主観です)
数十社の薪ストーブ業者さんに会ったことがありますが、私の激し過ぎるツッコミ全てに即答できた方は1人もいませんでした。
煙突工事のポイント!
断熱煙突が基本!
シングル煙突はストーブから2メートル程度まで!(全部断熱煙突が理想)
できれば屋根抜きストレート!(正しく使えば煙突掃除はシーズンオフの年1回)
壁抜きしなければならない時は斜め抜きを!
どうしても横に壁抜きしなければならない時はマメに煙突掃除を!
他には〜
乾燥した薪を使う!(当たり前か(笑))
週一くらいで良いので全開で燃やす!(煤やタールを燃やす、飛ばす)
煤飛ばし専用の燃焼材もありますし。
【薪ストーブの購入を検討されている方々へ】
薪ストーブは夢や希望を叶えてくれるかもしれません。
ただ…
楽しいばかりではありません。
とにかく手間暇が掛かります。
手入れを怠ると火災の危険があります。
それにより家族、家を失う可能性があります。
正しい知識と使い方を身に付けなければなりません。
それら全てを含めて、楽しんで付き合っていくという素養が薪ストーブ購入者には求められると思いますm(_ _)m
m(_ _)m