Ask518のブログ

田舎大工の現場での思い付きや日常

人柄

5月15日の早朝、闘病を続けておりました叔父が亡くなりました。

母方の実家、祖父が興した個人商店を叔父が継いでおりました。
場所は北海道の片田舎で、行くのに1日かかります。

叔父は私の人生に大きな影響を与えてくれました。
小1から中3までの間、夏休み冬休みは叔父の所で過ごしました。
友達と遊んだ記憶は全くありません。

朝6時前に1時間かけ市場へ行き仕入れを。
戻れば値付けに品出し、配達と付いて歩きました。
今思えば、邪魔してただけのような…(^◇^;)

人との接し方、仕事の考え方、付き合いなど教えてもらったことがたくさんあります。
叔父はストレートで曲がったことが大嫌い、なのに…誰からも好かれる不思議な人でもありました。

2年半程前、肺にガンが見つかりましたが叔父は手術を頑なに拒否。
片肺をとって酸素ボンベ引きずってたらジャマだから…と(笑)
店に立つ事を最期まで最優先にする人でした。

それからかなり進行が早かったのですが、周りの人の助けもあり放射線の最新医療を受けれることに。
休みがちではありましたが今年の4月まで店に立ち続けました。
転移もあったのでそうとう辛かったと思います。


そんな叔父の人柄が今回よくわかる出来事が。
通夜の時、本堂に人があふれて入り切りません…
葬儀屋さんも対応に追われておりましたが…
用意した物がことごとく足りない(笑)

今回、叔父の幼馴染の方々がお手伝いをしてくれました。
その中でも仲の良かったUさん。

「こんなに人集まるの村長の葬式以来だぞ…」

村長いたの市町村合併の前でしょ⁈
何年前の話だよ…(゚o゚;;


不謹慎かも知れませんが…(身内だから許して(^◇^;))
香典の数がちょっとした芸能人並でした…

長年付き合いのあった大住職は引退気味だったのに叔父の葬儀ならばと出てくださり、現住職は個人的にお話しをしてくださいました。


少しばかり早く逝ったかも知れませんが、叔父は幸せな人生だったと思いますm(_ _)m


m(_ _)m