Ask518のブログ

田舎大工の現場での思い付きや日常

さてさて


飛ばして来ました新築現場ですが、おそらく今週いっぱいくらいでひと段落?かな。
来週辺りから人員を減らしじっくりモードへ以降予定?(笑)

現場の進捗とはタイムラグがありますが…少しずつ紹介をm(_ _)m

今回の現場の断熱は屋根断熱、高性能GW16K240㎜+付加断熱55㎜、壁は同100㎜。
私が年明けに見積もりを出した時の仕様は屋根断熱が340㎜、壁が150㎜でしたので予算上削減されたのでしょう。
断熱材は全て手入れの為、それなりに手間がかかります。
屋根断熱のポイントは通気層の確保。
断熱が入れやすく、ボードの張りやすい下地兼防湿層を施工しやすい下地を屋根垂木の段階で作っていく事。

で屋根垂木。
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当初の図面とは変わりツーバイ210に。
235㎜ですがなんとかなるでしょう。
これも予算削減か…。
で金物を。
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計算上2.2kNで足りるんですが手頃なのがなくて…。
その上に
5.5㎜の合板を目透かしで45㎜空けて。f:id:Ask518:20150616190229j:image
3mのタイベックを敷き、本垂木45×45を流しCN90で留めます。
裾と棟にタルキックを。
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で、ようやく野地合板。
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これは下屋根の写真。

5.5㎜合板施工後ロール釘のワイヤーを全て潰し、タイベックに穴が開かないように気を使います。
ジョイントは75㎜のアルミブチルテープで補強。
タッカーはジョイント以外打ちません。
タイベック面がそのまま屋根防水の予備の防水層になります。
両妻の210はそのまま破風の下地へ。
高さ調整と妻側予備通気確保の為、9㎜針葉樹合板を150×300でカットし455ピッチになるよう先に打ってます。

なかなか大変でしょう?(笑)
m(_ _)m