Ask518のブログ

田舎大工の現場での思い付きや日常

可動戦士裏シャクリ治具試作







さて先日盛り上がりました裏シャクリ治具の製作を。

まず第一に…



洗濯×3を(笑)

掃除機かけて〜
台所も片付けて〜( ̄▽ ̄)


今回の製作にあたり…
フロアの裏をシャくるのには段階を踏んできました。
かなり安易ではありますが、浅く削るのをトリマーで、行って来いの深く削るのを両手で押さえれるルーターで。
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つまり柱用の入隅カッターを合わせると現場に3台持ち込み…。
持ち替えも考えるとちょいと面倒。

先日のh168様の記事を見て少ない動作でシャクリ幅が変更できないかと。
入隅カッターのようにどの方向にも微調整できるようにしたい。


入隅カッターについては私がどうこう言えるはずも無く、h168様のアイデアを丸パクリして助けられっぱなし(T ^ T)
私個人が思うに、入隅カッターの使用技術練度の高さはh168様に敵う人は世界中探しても居ないと思います。
少しは恩返しができれば…m(_ _)m


まずは新規のガイドのベースを
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ホームセンターにて良さげな金物発見!

コ型に抜いたフロアの内側を走らせる為には長いと邪魔になるので〜
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これくらい短くなります。

切断して面取り
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これで付け替えOK\(^o^)/

次に樹脂枠のキレを加工
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新しいベースがぶれないようにシャクり

こんな感じで穴を
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蝶ネジをかませます
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ナットが干渉しないようにして、出入りを調整するストッパーに

もういっこの穴に向きを変えて蝶ネジを入れベースに組み付け
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6ミリ時
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15ミリ時
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ストッパー用蝶ネジは簡単に調整できます。
樹脂枠の加工は6ミリストレートのみ。

いよいよ試運転と思ったら…
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固定用ノブネジに干渉するし…(^◇^;)

もう一回作ります(笑)

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1回目の教訓から蝶ネジの共回りを防ぐ為に座堀をナット幅に

はい完成( ´ ▽ ` )ノ
6ミリ時
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15ミリ時
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蝶ネジを捻るだけなので変更は数秒です。

さっそく試用してみます。
1回目でぐるっと
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深さ変更して
2回目
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ヘタクソ(笑)

ちょいと走り過ぎましたがまずまずかな?

治具があるのでトリマーが暴れても片側に抑え込めるで安心感があります。

15ミリ仕様にしておいて矩定規との併用もアリか⁇

少し大きく取らさるので角のRは大丈夫かな?

内側定規ですのでどうしても角が丸く残りますが、入隅カッターを柱に入れた後に、シャくった下の角を鑿でほんの少し欠いておけばイケそうです。

治具の先端に小径ベアリングを仕込めませんかね?
利兼様なんとかなりません⁇(笑)

この後の発展に期待します!( ´ ▽ ` )ノ


m(_ _)m